3月10日 松本市「玄向寺」講演会レポート
◆多くの支えに感謝しております。
3月10日(日)松本市大村の玄向寺さんで執り行われた
「東日本大震災・長野北部地震・松本震災犠牲者三回忌法要並びに仏教講演会」に出席してのご報告です。
まず副会長の片寄の方から、震災発生時のこと、原発事故当時のこと、松本に避難してきてからのこと、そして県人会の発足当時の事など話をさせていただきました。
続いて理事の植木の方からも、震災当時の事、原発事故後の事、そして、保養プログラムのこと、これから避難してくる方への物件情報の提供のお願い等を話しました。
そして最後に、小さい子供を抱える県人会の会員にも、母親としての立場から、原発事故後、お子さん共々突然鼻血が出たり、下痢になったり、福島市内の線量が高いので、子どもを守るために避難してきたこと、避難して来た時には土地勘もなく、知り合いもいない状態で不安があったこと、そして、安心して買える米を見つけるのに苦労したこと、ようやく就職することができたこと等を話しました。
その後、質疑応答を受け、それぞれの答えられる範囲で応えさせて頂きました。
玄向寺さんと檀家の皆様からご寄付等をいただきましたので、この場を借りて、報告します。
講演料として、
・玄向寺・玄向寺護持会様より 50,000円
・玄向寺仏教婦人会様より 10,000円
お檀家さんより
・上原 博様 より 5,000円
・丸山 弘一様より 3,000円
・酒井 達雄様より 3,000円
その他檀家の皆様方から 25,000円
合計で
96,000円のご寄付をいただきました。
ありがたく会の運営費の一部に充当させていただきたいと思います。
◆嬉しい協力者の声がありました
講演の翌日、講演を聴いていただいたお檀家さんから、米を安く譲ってもいいという話、三才山に数件空き家になっている家があるという情報、そして、保養プログラムについて、条件があえば、自宅の部屋をいくつか提供しても良いという情報をいただきました。
玄向寺さんはじめ、講演を聴いていただいた檀家の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ホントに、松本に来てたくさんの人と出会い、また、出会った人みんなによくしていただいて、唯々感謝です。
玄向寺さんでは、5月の第2週あたりに、牡丹の開花に合わせて、雅楽の演奏会を予定しているそうです。その演奏会に県人会の皆さんを招待したいとも申し入れもありました。そして、県人会でお茶会を開きたいという時に、場所がなければお寺さんを使っていただいても、ということもおっしゃっていました。重ね重ね感謝です。
報告者:
信州福島県人会 副会長
片寄伸裕
【女鳥羽山道樹院玄向寺】
住所:長野県松本市大村681
電話:0263-46-1393
HP:
http://www.genkouji.jp/
玄向寺の境内には、約1,350株の牡丹が植わっており、
「ぼたん寺」の愛称で親しまれております。
5月が見頃を迎えるそうです。ぜひ訪れてみて下さい。
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